ジュリアナクイーンこと荒木師匠と…“思い出の地”歩いた

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ハイエナみたいな貧乏男「ゲッターズ」

 六本木エリアでは2010年に復活したディスコ「マハラジャ」が入っているビルのカラオケ店「ハリウッドスター」によく行っていたようだ。

「テレビのロケや芸能人もいる飲み会でよくお世話になりました。朝までワイワイはしゃいで、タクシー代をもらうか、自宅付近まで送ってもらっていました。彼らはいい女をゲットしたいという野心でギラギラしていました。積極的なのは大歓迎でしたが、お金がない人はお断りしていました。今振り返るとちょっともったいないことしちゃった、私?」

 お金を持っていなくても貪欲に女性を追い求めようとするたくましい男たちもいた。

「私たちが『ゲッターズ』と呼んでいたナンパ師みたいな人たちもいました。ジュリアナは男性の入場料が5500円もするので、お金を持っていない若者が気軽に入るのはハードルが高い。でも、ジュリアナはラストになると裏口から女の子が出てくるのを知っていて、そこへ車で乗りつけてハイエナみたいに“出待ち”を狙う男たちがたくさんいました。中には、お笑い芸人で県知事を務めた方やタレントで酪農を営んでいる実業家の人もいましたよ(笑い)。そんな“ゲッターズ”をアッシー君みたいに使って、ジュリアナの後に六本木のディスコをハシゴするのが私たちの定番でした」

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