鼻詰まりが人生を左右 「子供は早急な対策必要」と医師警鐘

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 小児の鼻詰まりは、アレルギー性鼻炎やアデノイド増殖症が主な原因。生まれた時から鼻詰まりがある子供も多く、本人には当たり前の状態で、自覚がない。そのため、症状を伝える言葉を知らない。

 親も「たかが鼻詰まり」という意識が強い上、子供の鼻詰まりを重要視して積極的に治療を行う医療機関が少ないため、正確な診断・治療に結びつかない。

「鼻詰まりで食事の楽しさも知らず、息苦しい状態が“普通”のまま成長する。子供の鼻詰まりは人生を左右します。早急に対策を打つべきです」

「鼻の手術は困難なので子供にはタブー」と考える医師もいるが、黄川田院長は3歳児でも可能な、非常に安全な手術法を確立し、行っている。また、適切な薬の処方と鼻洗浄の指導でも、症状がかなり改善される子供がいるという。

◆子供の鼻詰まりが疑われる症状
いびきをかく/口を開けて寝ている/歯ぎしりをしている/頻繁に寝返り/集中力に欠ける/授業中に居眠り/落ち着きがない/すぐ癇癪を起こす/食事をよく噛まずに飲み込んでいる/ニオイに鈍感/身長の伸びが遅い

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