老人運動能力が過去最高も 「60歳からのスポーツ」に潜む危険

公開日: 更新日:

 老人の運動能力が過去最高を記録して話題になっている。スポーツ庁が65~79歳の高齢者の握力や上体起こし、開眼片足立ちなど6項目を採点したところ、65~69歳と75~79歳の男子の数値が過去最高に達した。同庁は「中学、高校、大学のクラブ活動などで運動を経験した人のほうが体力を維持できています」(健康スポーツ課)と説明する。

 老人の運動能力が伸びたのはめでたいニュース。だが、体力増進が長寿に結びつくかというと、事はそう単純ではない。

「運動能力と寿命は別問題。逆効果の場合もあるので注意してください」とは医学博士の米山公啓氏だ。

「長生きを目指して50代後半からスポーツに打ち込む人もいますが、やり過ぎは危険です。マラソンやジョギングで体に負担をかけ過ぎると心筋梗塞、狭心症、不整脈を招き、寿命を縮めてしまいます。とくに要注意なのが野球などの球技。ベース間を全力疾走するのは無酸素運動だから体の負担が大きい。ここに“ヒットを打たなければならない”という精神的ストレスがかかって心臓を圧迫してしまいます。米国ではワールドシリーズに出場した野球選手が早死にする確率が高かったとの研究結果が報告されているほどです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

医師・急募・富士見市の在宅医療クリニックで医師募集!当直・オンコールなし
みずほ在宅医療 埼玉県 富士見市 アルバイト・パート
日給9万円
ケアマネジャー/大阪府/在宅介護サポートサービス 和田/大阪市西成区
在宅介護サポートサービス株式会社和田 大阪府 大阪市 正社員
月給25万円~50万円
ケアマネジャー/大阪市西成区/大阪府/在宅介護サポートサービス 和田
在宅介護サポートサービス株式会社和田 大阪府 大阪市 正社員
月給25万円~50万円
在宅勤務の開発サポートスタッフ/年収456万〜
株式会社RIN partners 静岡県 島田市 正社員
月給38万円~53万円
Sponsored by 求人ボックス