女優・水沢アキさん(61) 片頭痛

公開日: 更新日:

 頭痛を自覚したのは19歳の時に出演した時代劇でカツラをかぶったときでした。カツラ合わせをしたのですが、長時間かぶっているとどうも頭がしめつけられ、言いようのない痛みに。当時、新人は撮影が途中で何時間空いてもカツラを外してもらえず、私は一日中耐えるのみでした。そうやって精神的に強くなったところもあるのですが、医師に話したら、実はそれが頭痛の始まりだと言われました。

 そんな痛みが救急車を呼ぶほどひどくなったのは40代になってから。休みの日は決まって明け方になると、首から肩がパンパンになって目がえぐり出されるような痛みが始まり、昼ごろには激しい吐き気と頭痛に襲われるんです。

 頭痛薬なんて飲んでもすぐに吐いてしまって効かないし、もう頭をハンマーでたたかれるような痛みが続く。しまいには胃液しか出てこないほど吐き続け、ずっとトイレにこもったままなんてこともありました。

 ところが救急車で運ばれて血液検査をしても、脳のMRIをとっても、異常がない。鎮痛剤を点滴しても痛みが変わらない。もう内科医の先生もさじを投げて、東京女子医大の「頭痛外来」を紹介されました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  3. 3

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  4. 4

    清原果耶「初恋DOGs」にファン失望気味も…《低視聴率女王》待ったなしとは言い切れないウラ事情

  5. 5

    会議室で拍手が沸き起こったほどの良曲は売れなかった

  1. 6

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 7

    兵庫は参院選でまた大混乱! 泉房穂氏が強いられる“ステルス戦”の背景にN党・立花氏らによる執拗な嫌がらせ

  3. 8

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  4. 9

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  5. 10

    新横綱大の里が直面する「遠方への出稽古慣れ」…車での長距離移動は避けて通れない試練に