放置すると命に影響も 「怖いめまい」は最新MRIで見つける

公開日: 更新日:

 さらに、だれが読影するかが重要だ。MRIなどの画像検査の“専門家”は放射線科医になる。

「MRIの読影は専門知識が必要です。放射線科医がMRIを行うことで『この症状ならこの辺りに病変がある』と推測し、撮影する場所も変えます。脳の小さな病変も見落とさないようにするには、放射線科医が読影し、整理された情報を脳神経内科医や脳神経外科医が取捨選択する流れがベストなのです」

 ほかの医療機関のMRIで異常なしだったが、同クリニックで検査を受けて異常が見つかったという患者も少なくない。

「磁場強度が高い最新のMRI」「撮影枚数」「放射線科医による読影」の3つがそろった医療機関は残念ながらそう多くはない。しかし、今はホームページなどで情報を開示しているところがほとんど。めまいがあれば、「検査を受ける」に加え、「どこで受けるか」も考慮すべきなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝