腹痛で命の危機 堀ちえみさん救った“念のため”の胃カメラ

公開日: 更新日:

■ある医師の一言が命を救ってくれた

 どんどん状態が悪化する中、午後一番で開腹手術をする話が進み、家族は同意書にサインもしていました。でも、朝一番で到着したその医師が「念のために胃カメラをのみましょう」と言ってくれて、その検査結果が私の命を救ってくれたのです。まだ若そうな医師でしたが、判断は間違っていませんでした。

 病名は「特発性重症急性膵炎」でした。急性膵炎は飲酒と胆石が2大原因ですが、そのどちらでもなく原因不明なのが特発性。私の場合、膵臓がパンクして壊死してしまい、膵液によって周囲の臓器にもダメージを与える致死率の高い重症例でした。特に肺がひどく、呼吸がしづらくなって血圧が次第に下がってしまいました。「3日間がヤマ」と言われたのはこのときです。あとでうかがったお話では、もしあのまま開腹手術をしていたら助からなかったかもしれないとのことでした。

 瀬戸際をなんとか乗り越え、あとは回復に向かうばかりでしたが、そのために必要だったのは「1カ月の絶飲食」でした。膵臓やその他の内臓に負担をかけないために行うもので、鎖骨の辺りから管を入れて、血液や薬や栄養を入れるのですが、口からは食事も飲み物も一切禁止。それがもう、涙が出るほどつらかったです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”