国内初の発売 注目の「配合剤」で糖尿病治療はどう変わる

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 DPP―4阻害薬は7種類の薬が出ている。今回配合剤になるDPP―4阻害薬は、臨床研究の結果でHbA1cの数値を安定して保つことが分かっている。

「高血糖をもたらす要因は8つあり、DPP―4阻害薬はそのうち4つに作用する。つまり、インクレチン作用の減弱、インスリン分泌の低下、グルカゴン分泌の低下、肝糖新生の増加です」

 インクレチンはインスリン分泌を促すホルモン、グルカゴンは血糖上昇作用のあるホルモン、肝糖新生は肝臓で行われる最低限の血糖値を維持する体の機能だ。

 DPP―4阻害薬は、体重は増加させないが、減少にも結びつかない。

「ところが、DPP―4阻害薬の研究で、この薬は肥満にも非肥満にも効くが、体重が下がれば下がるほどHbA1cの変化が大きいという結果が出たのです。つまり、肥満より痩せている人に効くのです」

 肥満度を示すBMIが30以上の人は、薬を飲んでもHbA1cの低下は6%が頭打ちだが、BMIが低い人は、6%未満まで低下。HbA1c6%未満は、血糖コントロール目標のひとつだ。

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