S状結腸がん<4>「米国のがん治療機関では歓迎された」

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 この20年近く、岡田隆さん(60歳=愛知県豊田市在住)は、がんと共存してきた。

 原発「S状結腸がん、ステージⅢb」に始まり、肝臓、肺に転移し、「虎の門病院」(東京・港区)で、死と隣り合わせのような大きな手術を3度も経験する。

 術後、抗がん剤治療がスタートし、並行して、再発、転移を抑えるために定期的な検査も継続してきた。

 岡田さんの治療日誌から、主な検査項目を紹介してみよう。

●2007年5月、治療(手術、抗がん剤点滴)終了後、半年に1度の検診(現在も継続中)

●同年6月、腹部超音波検査

●2015年7月、腸内視鏡、胃カメラ、胸部X線、CT(造影剤)、血液検査

●2016年6月、超音波、血液検査

●同10月、尿、血液検査、腹部CT検査(バリウム)

●同年12月、腹部超音波、血液検査、各種指標悪化

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