甲状腺がん再発3度 斉藤こず恵さん“過剰ダイエット”の後悔

公開日: 更新日:

ダイエットによさそうな食材が「最悪」の場合も

 今は、定期的に人間ドックと甲状腺機能低下症を悪化させないための治療と副腎皮質ホルモンの注射を続けていますが、基本は食事療法です。

「とにかく自然治癒力を上げることが大事」という医師の指導を受けています。

 主食を玄米やもち麦にして、肉なら赤身、野菜なら緑や赤の色の濃いものを軸に、ショウガなど体を温める食材を取ることを心掛けています。大量に飲んでいたお酒やたばこは基本的にはやめました。我慢し過ぎてストレスになるのは、それこそ病気のもとなので、少し緩めですけど(笑い)。

 私が今一番言いたいのは、「ダイエットしようと思ったら、まず甲状腺もですが自分の体の状態を知るため診察を受けたほうがいい」ということ。ダイエットによさそうな食材が甲状腺の病気には最悪だったりするんです。

 あと、「30歳を過ぎたら病気のことは大げさに考えたほうがいい」。自己診断はせず、早めに病院に行くことをお勧めします。また「日頃からお金の無駄遣いはしない」ことも大切かな。がんになったら保険を使えるとしても何かと大変です。いざというときのためにお金はあるに越したことはないですよ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態