張り切りすぎで命を縮める 「春の運動」で注意すべきこと

公開日: 更新日:

■息切れするような強い運動はNG

 さらに、過剰な運動で自律神経のフル回転状態が続くと自律神経失調症の状態になる。自律神経だけでは身体活動を維持するための処理ができなくなるので、それを補うために内分泌免疫系を稼働させる。そうなると、ステロイドホルモンの分泌が促進され、インスリン抵抗性が表れてインスリンの作用が発揮できない状態になったり、血圧が高くなる。その結果、糖尿病がん、心血管疾患といった命に関わる疾患の発症リスクがアップしてしまう。

 デンマークで実施された「コペンハーゲン・ハート・スタディー」という長期健康調査がある。ジョギングを行っている健常者1098人と、ジョギングを行っていない健常者3950人を12年間にわたって追跡したところ、最も死亡率が低かったのは週3回以下で週2.5時間未満という「軽いジョギング」をしているグループだった。週4回以上で週2.5時間以上、または週3回以下で週4時間以上の「激しいジョギング」をしているグループは、軽いジョギングと比較すると死亡率が9倍も高く、ジョギングをしていないグループと比べても死亡率が高かった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道