虫歯や歯周病でなくても歯は痛む ストレスは原因のひとつ

公開日: 更新日:

■顔が痛い人は要注意

「こういう人は無意識に食いしばりをしていて、昼間はもちろん就寝中も行っている場合が多い。そのため、普段から片方の顎や頬の筋肉が硬直しています。そこに精神的なストレスがかかると自律神経が興奮して血管が収縮。血流が滞って痛みが発するのです」

 治療は顎の筋肉を弛緩させる注射などが効果的だという。

 非歯原性歯痛には、ほかにも非定型歯痛や神経障害性歯痛と呼ばれるものがある。

 代表的なのは抜歯やインプラント手術時の神経損傷後、あるいは歯髄を抜くなどの根管治療後に見られる痛みだ。

「手術で手を切断したのに手が痛い、というのと同じで、すでに痛みの原因となる患部の治療は終了しているのに、痛みを感じます。治療は難しいが抗うつ剤などで治療されています」

 同じような症状に神経血管性歯痛と呼ばれる歯痛もある。片頭痛や群発頭痛の人に多く、歯を抜いたにもかかわらず歯痛を訴えるケースが多い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?