完治まで1年かかることも…中高年は足首捻挫を甘く見ない

公開日: 更新日:

■靴底の減り方に左右差があれば要注意

 治療は、ずれた靱帯を元通りにしたうえで、骨折を治さなければならず、手術が必要。術後リハビリも行うため、当然治療は長引く。

「神経が切れていたり、骨の治りが悪いこともあり、人によっては治療に1年近くかかることもあります。その間、体を十分に動かせないために全身の筋肉が衰え、高齢者の中にはそれが原因で寝たきりになる例もあります」

 リハビリを十分に行わないと足首の可動域が狭くなり、再び捻挫したり、つまずいたりして、将来、大腿骨を骨折する大ケガにつながりかねない。

「そもそも軽傷の捻挫でも痛みや腫れが引いたから大丈夫と考えたら大間違いです。捻挫後、自分でも気づかない、体のアンバランスが生じて思わぬ場所の骨が摩滅するなどして、膝や股関節、腰が数年から数十年後に傷むケースがあります」

 では、捻挫を予防するにはどうしたらよいのか?

「まず、左右の靴底の減り方に違いがないか、チェックしましょう。違いがある人は、歩いたり、走ったりするときに正しい体重移動ができておらず、足先が常にぶれている可能性があります。そういう人は足首を正しく保つための靱帯を鍛えるといいでしょう。具体的には椅子の背もたれを持って立ち、つま先立ちする運動を無理のない範囲で行うことです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に