血流改善、体温下降…熱中症対策に「ミネラル入りむぎ茶」が効果的!
今年は、関東甲信地方で最も早い梅雨明けを記録し、厳しい暑さが続くなか、何かと話題になるのが熱中症だ。消防庁の調べによると平成29年5月~9月の熱中症患者の救急搬送者数は、前年同期間より約2500人増加しており、今年もさらに増えることが懸念されている。そんな熱中症対策に欠かせないのが「ミネラル入りむぎ茶」だ。
■夏の血栓対策にも
熱中症は高温の環境下で体内の水分やミネラルのバランスが崩れ、体内の調整機能が低下するなどして発症する。最悪の場合、死に至ることもあり、特に体温調整機能が未発達な乳幼児や体温調節や発汗機能が低下している高齢者は、熱中症にかかりやすいので注意が必要だ。熱中症は数日前からの水分とミネラルの不足が原因で発症するため、発汗によって失われる水分とミネラルを日々こまめに補給することに尽きる。
熱中症に詳しいノザキクリニックの野崎豊院長によると、「人間はミネラルを体内で作ることができないので、食品から摂る必要があります。『ミネラル入りむぎ茶』は手軽に水分とミネラルを同時に補給できるので、お薦めです」と話す。
続けて、「私どもの共同研究の結果、ミネラル入りむぎ茶には、血液をサラサラにする『血流改善効果』があることが分かりました。体内で発生した熱は、血液によって皮膚に集められます。その熱を体外に放出し、血液の温度を下げることで体内の熱を下げます。しかし、水分やミネラルが不足して血液がドロドロ状態になると血液の流れが悪化し、熱を放出できないため熱が体内にこもってしまい、熱中症になってしまいます。熱中症を予防するためには、血液をサラサラにしておくことが大切で、『血流改善効果』を持つミネラル入りむぎ茶は熱中症対策に効果的だと言えます」という。
また、野崎院長は、「血液をサラサラにすることで、血栓を作りにくくするため、ミネラル入りむぎ茶の飲用は、血栓が原因となって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも効果的」としており、夏場だけでなく、日常的に飲むことを薦めている。
スポーツをする人には「無糖のスポーツドリンク」として推奨
さらに、「ミネラル入りむぎ茶には、体の余分な熱を奪い内部体温を低下させる『体温下降効果』もあります。人は、汗の蒸発によっても体温を下げますが、湿度が高くなると汗は蒸発しにくくなり、熱を奪うことができずに熱中症を引き起こすことにつながります。日本の夏は湿度が高いので、熱中症になりやすい環境にあります。その点からも、『体温下降効果』を持つミネラル入りむぎ茶は、熱中症対策に効果的だと言えます」と話す。
ミネラル入りむぎ茶は熱中症対策としてだけではなく、スポーツ時の飲料としても注目を集めている。皇居周りを走る人の中には、ミネラル入りむぎ茶を飲用している人を見かける。実際に飲用する人によると「甘くなく、スッキリした後味で飲みやすいうえに、ミネラルも補給できるため愛飲しています」と話す。
スポーツ時の飲用は医学的にも推奨されている。河村循環器病クリニックの河村剛史院長は、「健康を目的に楽しんでスポーツをしている方は糖分の摂りすぎに注意が必要です。過剰に摂取してしまうと急性の糖尿病に似た症状、いわゆるペットボトル症候群になる危険性があります。その点、無糖でミネラルが補給できるミネラル入りむぎ茶は、『無糖のスポーツドリンク』として推奨できます」と話す。
さらに、河村院長は「ミネラル入りむぎ茶が持つ『血流改善効果』によって、血液がサラサラになり、筋肉への血流量・酸素輸送量が増加することで、持久性運動能力の向上が期待できます。こうしたことから、ミネラル入りむぎ茶は、アスリートにとっては日常的に体調を整えるための『コンディショニング飲料』として推奨でき、継続飲用することをお薦めします」と話す。
こうしてみると、熱中症対策からスポーツ時まで、「ミネラル入りむぎ茶」は日常の健康づくりに欠かせないサポート飲料だ。
駅伝の強豪・東洋大学駅伝チームは「コンディショニング飲料」に採用
ミネラル入りむぎ茶を実際に「コンディショニング飲料」として飲用しているのが、大学駅伝の強豪として知られる東洋大学陸上競技部駅伝チームだ。チームを率いる酒井俊幸監督は、「レース結果の全ては、日常からのコンディション作りにあり、ランナーにとって、水分補給はコンディション作りに欠かせない重要な取組みです。
ミネラル入りむぎ茶は、無糖でカロリーゼロ、カフェインもなく、ミネラルが補給できるので、毎日のコンディショニング飲料として選手に対して積極的に薦めています」と話す。さらに、チームの栄養指導担当の女子栄養大学栄養学部・上西一弘教授も「無糖でカフェインを含まず、しかも血液サラサラ効果や運動時の血圧上昇抑制効果などの健康効果も確認されているミネラル入りむぎ茶は数ある飲料の中でもオススメのひとつです」という。