秋の物悲しさはこれで解消 悲しくなったら空を見ろ

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 ただし、「上」「下」という言葉自体にポジティブ・ネガティブの印象がある。それを排除するため、参加者にはあえて「上」「下」という言葉を使わずに説明したという。

 そうすることで参加者は画像を見ていったんスワイプした後に画像を評価することになる。

 結果は予想通り、下から上にスワイプした後の方が画像の評価が良かったという。

「この研究が面白いのは目線など身体を下から上に動かすことがポジティブな感情を生み出すということだけではありません。私たちは感情を動かす出来事と出会った瞬間に気持ちが湧きたち、涙を流すなどといった身体反応が起こると信じていますが、それが幻想だと示されたことが新しいのです。感情はしばらく待ってから起こっていて、その間に身体を動かすことで感情は変えられる可能性があるのです」

 この視点を応用すれば、気分障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの患者さんをポジティブな感情に誘導するキッカケになるかもしれないという。

 実際、眼球運動やタッピングと傾聴を組み合わせることでPTSD治療を行う方法も開発されている。

 職場でも家庭でも重い責任を担う中高年にとって心の平穏は健康にとって重要だ。感情は身体を動かすことで変えられる可能性があることは覚えておこう。

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