貴景勝は「1日10個食べたい」今や卵は何個でもOKなのか

公開日: 更新日:

 ならば、メタボ記者も「レシチンパワーを期待して、動脈硬化の予防に卵10個を」と思ったが、そう甘くはなかった。

「レシチンの効果はその通りなのですが、卵には100グラム当たり10グラム程度の脂質が含まれています。遺伝的にコレステロール値が高い人が卵を食べ過ぎると、やっぱりコレステロール値が上がりやすいという見方で一致しつつある。卵の食べ過ぎでメタボ化に拍車をかけて肥満を重ねるのは、よくありません」

 貴景勝は現役力士だからまだしも、運動不足のメタボ中年が両論並立の卵のメリットだけをうのみにするのは危ないということだろう。

「卵よりは、ノンオイルのツナがベター。それを野菜と一緒に炒めて、沖縄のチャンプルーのように調理すれば、ビタミンやミネラル、そして繊維質も摂取できますから」

 何事もバランスだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった