子供が手足に痛み…小児科も見落とす「ファブリー病」とは

公開日: 更新日:

 ファブリー病は、細胞の中の小器官内で、α―ガラクトシダーゼという酵素の働きが弱い、あるいは酵素そのものがないことが原因で起こる病気だ。

 この酵素が弱い・ないために、本来は分解され再利用される「生きるために不要になった物質」が細胞内に蓄積し、全身にさまざまな症状が表れる。それが冒頭で紹介したものになる。生まれつきの病気で、遺伝性がある。

■加齢に伴って症状が変化する

「ファブリー病の症状では手足の痛みが全体の76%を占め、最多です。痛みの表現として『発熱時や運動した後に手足に焼ける感じの激痛が走る』『海水浴場の焼けた砂の上を歩くような痛み』などがあります。痛みの程度は日によって変わりますが、特に熱を出した時にひどく、『熱が出て、風邪の強さより、手足の痛みの方がつらかった』と表現する患者もいるほどです」

 一般的に、年齢を重ねるうちに症状が変わる。30歳半ばくらいまでは手足の痛みがメインだが、それ以降は心臓の症状(心肥大、不整脈、心不全)、腎臓の症状(タンパク尿、腎不全)が増え始め、50歳を過ぎた辺りからは脳血管の症状(脳梗塞、脳出血)が増え始める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離