著者のコラム一覧
笹川伸雄

ジャーナリスト。1946年、宮城県生まれ。医、食、健康のジャンルを得意とし、著書に「妙薬探訪」(徳間文庫)など

嚥下障害と頚部の腫れを抑えるため放射線治療を選択した

公開日: 更新日:

 先週18日の月曜日、蜂針療法を受けてきた。以前取材で何度か体験しており、免疫力アップと代謝を良くすることは体験済みだ。西洋ミツバチの針をピンセットで抜いて、患部を刺すというもので、針の先には蜂袋があり、中にある蜂毒の有効成分を利用する。ヒポクラテスもその効果を記しているように、4000年以上も続く民間療法だ。

 現在、嚥下(えんげ)障害で飲食物が全く喉を通らない。口から栄養が取れない以上、ほかの免疫力アップの方法を講じなければならない。蜂針療法もそのひとつ。かといって私は現代医学を否定しているわけではない。自分の体と相談して、臨機応変の対応を心掛けている。

 蜂針療法の翌19日、埼玉医科大学国際医療センターを訪ねた。2度目だ。前回私は消化器科の医師にこう話した。

「相談の目的はがんの治療ではない。左頚部の腫れの縮小が止まったこと、嚥下障害が続いていることの改善をしたい」

 医師の返事はこうだ。

がん治療を受けるかどうかは、その人のポリシーに関わる。症状の改善を図りたいなら、その方法を考えましょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  2. 2

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  3. 3

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  4. 4

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  5. 5

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  4. 9

    9.8決戦を目前に過熱する「石破おろし」情報戦…飛び交う総裁選前倒し「賛成」の票読み

  5. 10

    巨人・泉口友汰がセ首位打者に浮上…遊撃手“3番手扱い”からの進化を支える2人の師匠