朝型と夜型で違う 「早寝早起き」は本当に体にいいのか?

公開日: 更新日:

 早寝早起きは三文の徳といわれますが、早寝早起きが悪影響を及ぼす人もおり、万人にとって良いことではありません。

 朝型と夜型、睡眠時間の長短は個性。朝型の人は午前中に調子がよく、夜型の人は夕方くらいから徐々に調子が上がってきます。夜型の人が学校や社会などで強制され、無理して早起きした結果、その分だけ寝不足になって体に負担がかかり、体調が悪くなることもあります。フレックスタイム制の仕事を選ぶなどすれば過ごしやすいでしょう。

 自分は朝型か夜型か? 起きてから寝るまでの十数時間の中で、起床から4~5時間の間に仕事の能率が良いという人は朝型。夕方すぎに調子が良くなる人は夜型と判断していいでしょう。

 また、睡眠不足は大きな問題。インスリンの分泌量が低下し血糖値が上がったり、夜間に血圧が上がったりと、体へさまざまな負担が生じます。

 睡眠時間の短い人を長期的に追いかけていくと、死亡率が高くなるというデータがあります。

 睡眠は眠りの浅いレム睡眠と眠りの深いノンレム睡眠に大別されます。この2つを1サイクルとして、一晩に4~6回繰り返し、通常、自然と目覚めます。7時間ほどで自然に目が覚める仕組みになっているため、7時間程度の睡眠が最も健康に良いと考えられています。しかし、実際の睡眠サイクルは人それぞれ。必要な睡眠時間には個人差があり、同じ年代でも4時間くらいの幅があります。何時間寝たらいいとは一概に言えません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情