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北沢伊斉藤歯科医院院長

1977年7月8日、長野県生まれ。斉藤歯科医院院長。2003年に日本大学松戸歯学部を卒業。同年から同院に勤務し、13年から院長に就任した。若手歯科医師に向けたセミナーの講師を務め後進の育成にも取り組んでいる。日本口腔インプラント学会専門医。千葉県歯科医師会所属。

銀歯が使われているのは日本だけ 世界で選ばれない理由とは

公開日: 更新日:

 健康保険の範囲内で入れることができる銀歯は体に良いものではありません。実は銀歯は世界で日本しか使用されてないのです。

 銀歯として使用している12%の金銀パラジウムの構成成分は、金12%、パラジウム20%、銀50%、銅16%、その他2%です。統計にもよりますが、パラジウムは約半数の人に金属アレルギーの陽性反応が出るといわれていて、ドイツやスウェーデンなどの医療先進国では体に与える影響を考慮してパラジウムフリーのかぶせ物を使うことを強く推奨しているのです。また、一見問題がなさそうでも、金属は不透明で中が見えないため、虫歯が進行していることもよくあります。

 僕の患者さんで、長年金属アレルギーの症状が出ていたものの、その原因が歯にかぶせてある銀歯だったことを突き止められなかった方がいらっしゃいます。

 その方は、夏になって半袖になると手首や指の股、指などに水疱(すいほう)ができていました。かゆいし、見た目も悪いので、皮膚科で診察してもらっても、抗生物質の入ったステロイド剤の塗り薬を処方されるだけで、原因はさっぱり分からなかったそうです。気の毒なことに20年近く、夏はその症状に悩まされていました。

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