成人なら感染している「キス病」どんな人が発症するのか

公開日: 更新日:

 日本性感染症学会が発行する診断・治療ガイドラインには取り上げられていないが、キスなどの濃厚な接触によってうつることから欧米では「キス病」と呼ばれている感染症がある。

 感染者の唾液に含まれるEB(エプスタイン・バー)ウイルスが原因で発症する「伝染性単核球症」だ。

 感染者といっても、普通は成人のほとんどが乳幼児期に感染していて、抗体を持つので、発症することはない。

 では、どんな人が発症するのか。性感染症専門施設「プライベートケアクリニック東京」(新宿区)の尾上泰彦院長が言う。

「EBウイルスは、3歳までに約80%の人が初感染するとされます。それは、例えば母親が一度口に含んだものを乳幼児に食べさせるなど、母子間の垂直感染です。しかし、乳幼児期に感染しても大半は症状がほとんど表れません。発症するのは思春期以降に初感染した人のうちの35~50%といわれます。ですから大人になるまで感染しなかった人が、セックスで濃厚なキスをしたことが原因で発症することもあり得るのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る