尿タンパクで「様子見を」…安心か否かは尿潜血で見極める

公開日: 更新日:

 尿検査の一つ、尿タンパクは「-」が正常で、「+-」「+」が要注意、「2+」から異常アリと診断されます。尿タンパクを起こす要因として重要なのは腎臓の異常。医師としては、これを念頭に診断することが大切ですが、日常の診療で「様子を見ましょう」というケースが珍しくありません。

 実は、腎臓に関係しない尿タンパクがたくさんあるのです。一つは、運動食事の影響。検査の前の日に激しい運動をしたり、肉や魚などのタンパク質を大量に摂取したりすると、運動性尿タンパクや食餌性尿タンパクに。風邪インフルエンザなどで高熱を出したときも尿タンパクが出ることがあります。

 女性は妊娠や生理の前後も尿にタンパク質が混じりやすい。前の晩に性行為があると、精液や膣分泌液などが混入し、検査結果が陽性になる可能性もあるでしょう。思春期くらいまでの子供なら、起立性尿タンパクの可能性も。通常の検査では「+」なのに、静かに寝て採尿すると「-」になるのです。発生頻度は意外と高く15%という報告もあります。一般には子供の病気ですが、あるとき中年の患者さんが起立性尿タンパクで驚いたことがあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網