著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

ヒマだと更年期に悩まされる?経験談を信じ込んではいけない

公開日: 更新日:

 テレビやネットでは更年期に関する情報が多く発信されています。しかし、更年期症状でつらい思いをした方たちに話を聞くと、「これが更年期症状だとは思わなかった」という声が本当に多い。そのために間違った科を転々としてしまうケースや、男性側が「不調の妻にどう対応していいのか分からない」と戸惑うケースを、以前このコラムで紹介しました。

 こういったことが起こる原因は、無意識に持つ知識や認識が間違っているせいかもしれません。ヘルスリテラシーという言葉をご存じでしょうか? これは、健康や医療の情報を得て正しく理解し、効果的に活用できる能力を指します。更年期でありがちなのが「ヒマだと更年期に悩まされる」「気持ちを前向きに持てば更年期のつらい症状も吹き飛ぶ」「“病気”じゃないんだから我慢しなきゃ」といった先輩たちの経験談や根拠なき情報に振り回されてしまうこと。症状は多様で個人差があります。耳にする情報が本当に信頼できるかを疑い、精査する。サプリなどで予防できる程度か、病院で治療が必要なのか? 判断し、それに続く適切な行動が求められています。

 この連載を通じて、女性ホルモンの働きや分泌の減少で起こる体の変化、それに関係する不調や病気、生活の問題を紹介してきました。更年期症状は、健康を支える女性ホルモンの減少で表れる症状です。肌トラブルや高血圧が更年期と関係していると想像する方は多くないでしょう。女性ホルモンの減少で骨密度を下げ骨折のリスクを高めますが、「骨密度が下がった」と周囲に言った時に、「あー、更年期だからね」と指摘されることはレアケースです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    聖子&正輝の関係修復と健在ぶりに水を差す…沙也加さん元恋人による「踏み台発言」騒動の余波

  2. 2

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  3. 3

    石川県知事選で現職の馳浩氏が展開した異様な“サナエ推し” 高市人気に丸乗りも敗北の赤っ恥

  4. 4

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  5. 5

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  1. 6

    1979年にオフコース「さよなら」がヒット! 無茶飲みしたのは20代前半

  2. 7

    NHK受信料徴収“大幅強化”の矢先に「解体を」の大合唱…チーフD性的暴行逮捕の衝撃度 

  3. 8

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  4. 9

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  5. 10

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり