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坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

ダメばかりは長続きしない 悪いことを重ねないが重要

公開日: 更新日:

「20代の頃に何も考えずに好きなだけ食べ、好きなだけ飲んでいたら数キロ太った。その時に反省し、いろいろ試してみて、今の形になった」(A子さん)

 本来は、A子さんの食生活は決して褒められたものではありません。外食は塩分が多く、カロリー摂取量も過多になります。アルコールを連日飲めば、肝臓に負担をかけます。

 だから、せめて外食は週2~3回に抑え、きょう飲んだら、あすは休肝日を設けてほしい。

 しかしそれができないなら、食生活がよくないことを自覚した上で、自分ができる範囲で対策を講じることが必要でしょう。まさに「悪いことを重ねない」です。

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