コロナウイルスは唾液腺に存在「むせる力」を鍛えて対策を

公開日: 更新日:

 口は、ウイルスなどの病原体が入ってくる入り口だ。口を健康に保つことは、感染症対策に大いに役立つ。コロナ対策としても知っておきたいことを、大阪大学歯学部付属病院顎口腔機能治療部の阪井丘芳教授に聞いた。

 厚労省によれば、PCR検査は現在、鼻咽頭ぬぐい液、唾液ともに高い一致率を示すことが分かっている(無症状者の場合。有症状者は発症から9日以内)。

「コロナウイルスは、受容体と考えられている『ACE2』に結合し、ヒトの細胞へ侵入します。ACE2は肺だけでなく、体のさまざまな細胞に発現していますが、唾液腺にもかなり存在することが大掛かりなデータベースで判明しています。つまり、唾液腺にコロナがまず感染し、唾液腺から分泌した唾液を介して体内に拡散している可能性があるのです」

 そこで重要になってくるのが「むせる力」だ。唾液などが誤って気管に入ると、通常はむせたり咳き込んだりして気管外に唾液を吐き出す。ところが高齢になってむせる力が衰えると、それができない。これを不顕性誤嚥という。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道