著者のコラム一覧
松生恒夫医学博士

昭和30(1955)年、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。近刊「ビートルズの食卓」(グスコー出版)のほか「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社)、「寿命をのばしたかったら『便秘』を改善しなさい!」(海竜社)など著書多数。

ノンストップで30曲を歌い続けた70代半ばのポールの言葉

公開日: 更新日:

 私は毎日のように胃腸の具合が悪い人を診察していますが、とくに初診で来院する人は、たいてい「見た目」の第一印象で、その健康度が把握できます。

「見た目」とは、顔の表情や皮膚の状況、腹部の周囲、瞬間的に目に入る全身などを指し、そこから総合的に判断し、その印象で「若さの度合い」がわかると同時に「老化していない人」の存在にも気づかされます。

 誰もが見た目は若く見られたいものです。私も50歳を過ぎた頃からそう思うようになりました。以来、「食生活と老化」についてそれまで以上に関心を抱くようになりました。そして「バランスよく何でも食べることの是非」「体形・顔の色つやなど、見た目を良くしてくれるための貢献度の高い食べ物」について探究するようになりました。

「若さ」の反語ともいえる「老化」について、多くの医師がさまざまな定義付けを行っていますが、一般的には「加齢に伴う生理的な現象」とされ、病理的な現象も必ず併存するため、「病気だ」と考える研究者もいて、そうした視点からもアンチエイジング(老化防止)の可能性を探り続けています。

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