脳<下>ランセット誌に掲載 認知症を回避する9つのポイント

公開日: 更新日:

 スウェーデンの75歳以上の1203人を3年間追跡した研究では、家族や友人が多く社会的接触が多い人に比べ、接触が少ない人は認知症の発症率が約8倍になるという結果が出ているという。このようなことからも定年後も「できるだけ仕事を持つ」、リタイアしたとしても「同窓会に出席する」「趣味の集まりに参加する」「近所の人が集まる喫茶店に顔を出す」「ボランティアに参加する」などをした方がいい。

「国内で約1000人を対象に行われた共同研究の結果では、認知症予防には『1日約3300歩以上の運動』『適度な会話』『睡眠』が有効という報告がありました。会話は、1日に1時間20分から5時間21分が効果的といいます。それ以上になると1日の運動量が減る傾向があるからです。コロナ禍で他人と会話しにくい状況ですが、マスクを着けて毎日最低1時間は誰かと話をするようにしましょう」

 運動も認知症予防になる。中でもハッキリ効果が報告されているのは、ウオーキング、水泳、エアロビクスなどの「有酸素運動」だ。高齢者を5年間追跡調査した海外の研究では、歩行よりも強い有酸素運動を週3日以上行っていた人たちは、そうでない人たちに比べて認知症を発症するリスクが、有意に低いことが報告されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道