睡眠不足はがん、認知症、糖尿病、うつ病のリスクを上げる

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 一刻も早い睡眠習慣の改善が求められる。

 就寝時間を早く、また質を高める方法としては、夕食時間を早くする、入浴は就寝の2~3時間前、寝る直前に激しい運動はしない、夜にスマホやパソコンは極力見ない、起床時は太陽の光を浴びるなどがある。

■照明を変えるだけで就寝・起床時間が早くなる

 福田所長が勧めるのは、自然と眠くなる部屋づくりだ。

 日本は白く明るい照明が一般的だが、これらはブルーライトを含み、目から入って脳の生体時計に直接働きかけ、眠りを妨げる。暗い赤っぽい照明や間接灯の利用で眠りやすくなる。

「私が行った研究では、リビングまたは寝る時間の2時間前に過ごす部屋の照明を暗く赤っぽい照明に変更した群は、就寝時間、起床時間がともに早くなり、精神健康度が有意に向上しました」

 暗い部屋で本を読むと目が悪くなると思われがちだが、眼精疲労には関係あるものの、視力低下との関係を示すエビデンスはない。

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