肺がん・脳転移と闘う医師の関本剛さん「標準治療を信頼」

公開日: 更新日:

 自分のことを案じてくれる人たちの気持ちがうれしくて、「グズグズ言うてもしょうがない。死ぬまで生き抜くぞ!」と変化していったように思います。

■人間は人生を最後まで泳ぎ切る力を持っている

 あとは、妻とまだ幼い子供たちのために少しでも多く蓄えを残したいという思いが僕の背中を押しています。なにしろ治療費が高いのです。最初の抗がん剤治療を受けたとき、病院の精算機に「25万円」と表示されてビックリしました。1回分、3割負担でその金額ですからね。4カ月目以降は少し下がりましたが、それでも15万円。ですから「治療費は自分で稼がなイカン!」となりました。正直、それがモチベーションになって仕事を続けているようなものです(笑い)。

 自分ががん患者になってわかったのは、医師に質問したとき「ウ~ン」と考えているその「ウ~ン」が、本当に考えている「ウ~ン」なのか、ちょっと面倒くさいと思っている「ウ~ン」なのかが、患者には筒抜けだということ。僕は患者さんに対して友達のように寄り添って一喜一憂する医師でありたいのですが、中には苦手な患者さんもいます。でも、それをゼロに近づけることを目指さないといけないと感じました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網