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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

サンマとラッキョウで血流を改善し体臭をシャットアウト

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 先週に引き続き、体臭ケアについて紹介します。薬膳における体臭対策はタイプ別の食養生が必要で、大きく4つのタイプに分かれます。

 今回は「血巡り不良タイプ」の対策です。血の巡りが悪く、体の細部に栄養が行き渡らずに新陳代謝が低下し、老廃物がたまって体臭を放つタイプです。

 臭いの原因は、体内のドロドロした「どぶ川のような血流」にあります。このタイプは普段から肩こり頭痛といったトラブルに悩まされる人が多数。打ち身やアザができやすい、クマができやすいといった傾向もあり、顔色が暗く、唇や舌が紫がかった暗い色、足に静脈が浮いている、舌の裏に青い静脈がくっきり出ている……といった血巡り不良のサインがあれば、「濁った血液の異臭」を疑いましょう。

 また見た目よりも体重があり、健康診断でコレステロール値や中性脂肪の数値が高い人も多く見られます。30代を越えてからなんだか太ってきた……というパターンも血の巡りの悪い人の特徴。「メタボで臭う」という最悪な事態を一刻も早く改善しましょう。

 このタイプは、血の滞りを解消してくれる、薬膳において「活血」と呼ばれる効能がある食材を取り入れることが大切です。清流のようなサラサラな血液を目指し、臭いをシャットアウトしましょう。

 おすすめの魚はサンマです。血行を促進し、老廃物を洗い流す働きに優れています。シーズン以外は缶詰を活用するとよいでしょう。

 野菜では、ナスが血を全身に巡らせる効果大。ほかにも、ピーマン、パプリカ、チンゲンサイも改善に役立ちます。

 手軽に取り入れるならラッキョウが便利です。ラッキョウは中国では「薤白」と呼ばれる生薬で、「散血」という効能があり、読んで字のごとく強い発散力で血行を促進してくれます。カレーの付け合わせだけではなく、「消臭サプリ」として積極的に取り入れることをおすすめします。

 また、血巡り不良タイプは体を冷やす冷たい飲みものや食べものは控えめにすることも大切です。

 さらに、長時間にわたって同じ姿勢を続けると全身の血流がいよいよ滞ってしまうので、デスクワークが多い人は小まめに動くことを心掛けましょう。1時間に1度は休憩して、軽いストレッチで「こりと体臭ケア」を。

■血巡り不良タイプの体臭改善薬膳レシピ

サンマ蒲焼きとラッキョウごはん

 血行を促進する効果の高いサンマとラッキョウを組み合わせた活血消臭薬膳レシピ。サンマ蒲(かば)焼き缶を使えばスピーディーに完成。ラッキョウのさわやかな風味と食感で、さっぱりといただけます。

【材料】2人分
●サンマ蒲焼き缶  1缶
●ラッキョウ甘酢漬け  12粒
●刻みねぎ  適量
●もみのり  適量
●白すりゴマ  適量
●レモン汁  少々
●ごはん  茶わん2杯分

【作り方】
 茶わんにごはんを盛り、缶汁をきって軽くほぐす。レモン汁をふったサンマ、粗く刻んだラッキョウをのせ、刻みねぎを散らし白すりゴマをふって、もみのりをまぶす。

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