「今なら助かりますよね?」と無意識に…桑野信義さん直腸がん手術を振り返る

公開日: 更新日:

 気づいたら集中治療室で管だらけ。それより気になったのはストーマの位置でした。手術前、医師からこう言われていたのです。

「この手術が終わってストーマが左側についていたら一生もの。右側なら仮設です。手術してみなければ、どちらになるか分かりません」

 だから目覚めてすぐ看護師さんに聞いて、仮設だとわかったときには安堵しました。

 入院中はコロナ禍でお見舞いの人もいないので、看護師さんと話すことが楽しみでした。ストーマ外来の若い女性の先生がストーマのカタログを持ってきてくれて、「どれがいいですか?」「これがいいかな」なんて言っている時間は、まるでデート気分でしたよ(笑い)。

■心がダメになると思い抗がん剤を中止

 そんな淡い楽しみも1カ月ほどで終わり、退院後には残りの抗がん剤治療が始まりました。これが、手術前にも増してつらいのです。

 抗がん剤の副作用を和らげるためのステロイド入りの点滴をしてから投与しているのに、お腹の調子は悪いし、吐き気は止まらない……食事ができない、フラフラで歩けない、気持ちもどん底に沈む。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

フォークリフト運搬/アルミリサイクル工場/月収32万/土日祝休
株式会社平山 福岡県 久留米市 正社員 / 派遣社員
時給1,570円~
社員寮の管理サポートスタッフ/日勤×残業なし 土日祝休 車通勤OK 2026年12月末まで
株式会社クリエイティブ採用課 茨城県 筑西市 派遣社員
時給1,700円~
歯科衛生士/病院での勤務経験はなくてもOK/土日祝休も相談できる/午前or午後のみでもOK
川西リハビリテーション病院 兵庫県 川西市 アルバイト・パート
時給1,189円
Sponsored by 求人ボックス