深い睡眠の質を高める「ディープスリープヘッドバンド」

公開日: 更新日:

 OECD(経済協力開発機構)の2018年の調査で、先進7カ国で睡眠時間が最も短い国が「日本」(7時間22分)だったと報告された。そこで、大手ヘルステック企業「フィリップス・ジャパン」(東京都港区)は、19年11月から睡眠をサポートするブランド「SmartSleep(スマートスリープ)」の製品を発売している。

 第1弾は、深い睡眠の質を高めることを目的に医師や研究者と共に開発された「ディープスリープヘッドバンド」。現在は改良を加えた最新モデル(税込み価格は5万1700円)が販売されている。どんな製品なのか。同社・スリープ&レスピラトリケア部の久保和也氏が言う。

「ディープスリープヘッドバンドは、就寝時に頭に着けて使用します。最新モデルはヘッドバンド内に、脳波を測定するセンサー(3カ所)と骨伝導スピーカーが内蔵されています。入眠前には自然音のヒーリング音が流れ、眠りを感知すると自動的に停止します。そしてノンレム睡眠時の最も深い眠りの段階に入るたびに、500~2000ヘルツの断続的なビープ音が流れ、深い睡眠時に出現する『徐波(スローウエーブ)』の活性化をサポートすることで、深い睡眠の質を高めるのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった