著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

小太り中年がコロナを機にスポーツジム通いが習慣化した理由

公開日: 更新日:

■会食多く飲み屋に通っていた日々から一変

「ジムで感染するかも、って心配じゃないのか?」と聞くと、友人は「自分が行っているところは、トレーナーやスタッフが使った用具やロッカールームを頻繁にアルコール消毒しているし、会員も神経質にアルコール消毒をしている。マスク着用が義務付けられているし、時間帯によっては、利用者も少なく、しかも顔ぶれはほぼ同じメンバー」といいます。

 Y太さんもネットなどで調べてみると、この1年、スポーツジムでのクラスター発生のニュースが見つからず、それなら自分も始めてみようとすぐに入会しました。挫折しないようにと、選んだジムはグループレッスンが多数あるところです。

 ほぼ毎日、通っているのは朝7時から始まる40分間のレッスン。これなら、ジムまでの電車はすいており、レッスンを終えてシャワーを浴びて帰宅しても、9時の仕事始めに間に合う。早朝のジム利用者は少なく、同じメンバーなのですぐに顔見知りになり、言葉を交わすようになりました。

「挨拶を交わしたり、『あのコーチのレッスン分かりやすいよね』といった程度で、大した会話はしていません。でも、それでもいいんです。顔を合わせて話ができる時間が1日に5分でもあるだけで、気分が全然違う」(Y太さん)

 最初は朝起きるのがつらかったそうですが、2週間続ければ、すっかり習慣化。ジムが休みの日も自然と同じ時間に目が覚めるようになったとのことです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か