新規感染者が減っても…コロナ禍の「不安疲労」を抱える人が増えている

公開日: 更新日:

「心拍や体温、全ての内臓、全身の血管や分泌腺などの働きをコントロールしている自律神経には交感神経と副交感神経があり、2つがバランスを取って体内の環境を整えています。ところがストレスや不安が強い日々が続くと交感神経が高まり、自律神経のバランスが崩れて機能が低下してしまう。それが不安疲労につながる。解消しないままでいれば、自律神経が関与している免疫力も低下し、感染症がんなどさまざまな病気のリスクを上げます。人によってはうつ病などにつながる可能性があります」

 不安疲労を蓄積させたまま年を越さないよう、対策を講じたい。

「不安疲労というものがあることを理解し、自分や身近な人にもその可能性が十分にあると自覚する。その上で、生活の中での工夫で、自分や周りの人の不安疲労を軽減していくことが大切です」

 基本的には、生活のリズムを一定にし、不安となる情報を過度に見ず、適度に体を動かす。さらには、エビデンスのある方法として、次の3つがおすすめだ。

■笑う・笑い声を聞く

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」