著者のコラム一覧
渡邊靖弘

日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員、日本伝統鍼灸学会理事、和ら会会員、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師。

薬なしで花粉症の症状を抑えたい 自宅でできる方法は?

公開日: 更新日:

 東洋医学では花粉症という病気を、その人の体質や体調の乱れ・悪化に伴う体の歪みによって引き起こされる病気としています。そのため、体質改善のための全体治療と、今の症状を緩和させる部分治療の2方向で対策を講じます。

 たとえば、鍼灸治療では何を行うか? まず全体治療では、その人の体質によりますが、おへその部分のツボ、神闕にお灸をします。おへそは小腸の真上にあり、もともとは母体から胎児への栄養や酸素の補給口でした。

 なのでこのツボは腸への影響も大きく、疲労回復にも効果があります。もし体が疲れていたり弱っていると感じた時は、カイロなどで温めることをお勧めします。

 そして次に部分治療ですが、こちらは小鼻のすぐ両脇の迎香と、その小鼻から指1本分外の巨りょう、そして両眉の中央点にある印堂というツボを、親指や人さし指で軽めに3秒間、3セットで押してみると症状が改善します。

 この場合、痛いより気持ち良い感覚、よく言われる“イタ気持ちいい”程度の強さの方が効果が出やすいです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情