「PMS」(月経前症候群)を軽くするために男性も知っておきたいポイント

公開日: 更新日:

■注目成分はγ-トコフェロール

 食生活の影響も大きく、1日3回規則正しく食事をして血糖値の急上昇・急下降を避ければイライラが抑えられ、女性ホルモンや神経伝達物質の原料であるタンパク質をしっかり取ればやはりイライラしにくくなる。

「さらに最近注目されているのはγ(ガンマ)-トコフェロールとエクオールです。γ-トコフェロールはビタミンEの仲間で、むくみ解消に役立つといわれています。エクオールは大豆イソフラボン由来の成分で、女性ホルモンと同様の働きをすることが明らかになっています。いずれもサプリメントで摂取できます」

 これらでPMSが十分に改善しなければ、婦人科の受診をお勧めする。

「PMSと診断した患者さんには、どの症状が最もつらいかを問診で探り、それに対する治療を行います。症状に応じた漢方薬、低用量ピル、抗不安薬などを用います」

 薬はずっと使い続けるわけではない。症状が落ち着いたらやめることは可能であり、多忙で生活が乱れやすくPMSの症状が重くならざるを得ない時だけ短期間使うという方法もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か