著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

コロナワクチンの子どもに対する効果は? 世界的医学誌で報告

公開日: 更新日:

 2022年1月、厚生労働省は5~11歳の子どもに対するファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンを特例承認しました。

 成人に対する同ワクチンの効果は、すでに複数の研究論文で優れた有効性が示されています。しかし、子どもに対する効果については、質の高い研究データが限られており、その有効性や安全性については、専門家の間でもさまざまな議論がなされていました。日本小児科学会の予防接種・感染症対策委員会は「5~11歳の健康な子どもへのワクチン接種は12歳以上の健康な子どもへのワクチン接種と同様に意義がある」とした見解を公表しています。

 そのような中、世界的に有名な医学誌のひとつ「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の電子版に、子どもに対する新型コロナウイルスワクチンの有効性を検討した研究論文が、2022年3月30日付で掲載されました。

 2021年7月1日から2022年2月17日までの間に行われたこの研究では、ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの有効性が検討されました。対象となったのは、米国の小児病院に入院した5~18歳の2812人で、このうち5~11歳に対するワクチンの有効性については、新型コロナウイルス感染症で入院した267人と、新型コロナウイルス感染症以外の理由で入院した270人が対象となっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に