腹痛の受診は「いつから」「どこが」「どのように」を伝える

公開日: 更新日:

「総合診療科では診断を確定するために画像診断などを行います。しかし、画像診断は場合によっては患者さんが不利益を伴うこともあるため、検査の前に病歴の聴取などで病気の絞り込みをする検査前診断が重要です」

 医師の「聞き出す力」が問われるが、患者側としては自分の身を守るためにも腹痛の状態をできる限り正確に伝えられるようにしておくといい。

 急に痛みだしたのか、じわじわひどくなっているのか、どういうときに痛みがひどくなるのか、どこが痛いのか、痛みが別の場所に飛んでいくことがあるか、痛みの時間的な経過は……。持病や過去の病歴などがあればそれも伝える。後期高齢者では自分の感覚を伝えにくい人もいる。家族が日頃からメモし、共有しておくといい。

「原因不明の腹痛には急性間欠性ポルフィリン症といった希少疾患もあり、この病気では最初の症状の約8割が腹痛。腹痛で原因不明の人の中に少なからず含まれている可能性があります」

 たとえばこの急性間欠性ポルフィリン症は承認された薬があるので、診断がつけば症状軽減のための治療を受けられる。重要なのは、腹痛の原因を突き止めること。特に「急な激しい腹痛」「繰り返す」に該当するなら、総合診療科へ相談を。記者のように、緊急手術とならないように。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ