著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ナツメグには胃がんの発症を抑える効果が 神経保護作用もある

公開日: 更新日:

 タイもナツメグを香辛料として使用している国のひとつです。胃のピロリの感染率が高いにもかかわらず胃がんの発症率が低く、ピロリの発育を遅らせるナツメグの作用が原因ではと報告した論文もあります。

 また、ナツメグには神経保護作用を持つことも明らかになっています。マウスの実験にはなりますが、ナツメグを摂取したマウスの学習や記憶機能が保持されていますし、芳香成分であるα-ピネンは心を落ち着かせる効果があるとも報告されています。神経の興奮が収まることで良質な睡眠を誘引しやすいので、心配事があるとき、眠れないときはお風呂のお湯にナツメグを入れたり、温かい飲料と一緒に飲むことで入眠しやすい効果も期待できます。

 肉料理にナツメグを使う理由としては肉特有の臭み消しのためですが、加熱することで苦みを甘みが上回ります。スープや焼き菓子などにもおすすめしたい食材です。

 ただし、一度に大量に食すと幻覚を引き起こすとの報告も。肉1キロに対する標準的な使用量は0.2グラムといわれています。摂取量に注意しながら、ぜひ夜に召し上がってみてはいかがでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に