著者のコラム一覧
新井平伊順天堂大学医学部名誉教授

1984年、順天堂大学大学院医学研究科修了。東京都精神医学総合研究所精神薬理部門主任研究員、順天堂大学医学部講師、順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学教授を経て、2019年からアルツクリニック東京院長。順天堂大学医学部名誉教授。アルツハイマー病の基礎と研究を中心とした老年精神医学が専門。日本老年精神医学会前理事長。1999年、当時日本で唯一の「若年性アルツハイマー病専門外来」を開設。2019年、世界に先駆けてアミロイドPET検査を含む「健脳ドック」を導入した。著書に「脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法」(文春新書)など。

孫と中国を旅したいと一念発起 70代初めから中国語を勉強し始めた

公開日: 更新日:

 長くエースとして活躍したある元プロ野球選手は60代以降も毎日、腕立て伏せ500回、腹筋と背筋を1000回などのトレーニングを続けてきたそうです。それもあってか、引退後、30年が過ぎて70歳になってからも、始球式では現役時代を思わせるような速球を投げ込んでいました。

 筋肉は何もしなければ衰えていく。鍛え続ければ、何歳になっても、それに応じた結果が出る。

 脳についても同じです。体の筋肉が鍛えるごとに強く太くなるのと同様に、脳の神経も、代償機構とネットワークを働かせれば、機能を維持できます。神経細胞の老化を防ぐには、これが非常に大切。ただ、筋肉のように、腹筋だけ、背筋だけ、といった部分ごとに絞ったトレーニングはできないので、脳全体の機能を高める工夫が必要です。

 そのためのキーワードは「意欲」。何事にも貪欲に取り組もうという意欲こそ、脳の機能を維持する最大の秘訣です。

 大阪府在住の男性Aさんは、現在83歳。70代初めから中国語を勉強し始めました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”