ぐっすり眠れない…すぐできる睡眠の質を向上させる4つのポイント

公開日: 更新日:

 作業療法士の菅原洋平氏は国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事していた経歴から、現在、クリニックの睡眠外来で、脳や生体リズムにアプローチした睡眠の質を高める方法を指導している。ポイントを聞いた。

 マットレスなどを扱う「エマ・スリープ」の調査によれば、9割の人が睡眠の質に関して何らかの悩みを抱えており、悩みの上位3つが「寝ても疲れが取れない」「途中で目が覚める」「すっきり起きられない」だった。菅原氏が言う。

「睡眠の悩みを抱える方に話を聞くと、多くの方が、睡眠欲求に基づいて寝ているのではなく、『寝る時間だから』などと時間管理で寝ています。しかし睡眠には生体リズムや脳が関係しており、それを考慮せずにベッドに入ると、寝つきが悪かったり、起床時間の何時間も前に目が覚めたりする。質の高い眠りを得るには、いわばトレーニングが必要です」

 具体的にはこうだ。

【1】目覚めたら窓から1メートル以内に寄る

 脳の松果体から分泌されるホルモンに、メラトニンがある。体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替える働きをする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か