著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ダイエットの定説が覆る? 食事は朝はしっかり、夜は控えめが良いといわれるが…

公開日: 更新日:

 その結果、4週間後の体重は、摂取カロリーを朝食に高くしたグループで3.33キロ減少、夕食に高くしたグループで3.38キロ減少と、変化量に明確な差を認めませんでした。また、1日の摂取カロリーにも明確な差はありませんでした。ただし、摂取カロリーを朝食に高くしたグループでは、空腹感を感じた人が減少していました。

 論文著者らは、「朝食の摂取カロリーを高く、夕食を控えめにしても体重減少に差は見られない」としつつも、「朝食を多めに摂取することは食欲を適切にコントロールすることができ、ダイエット計画を円滑に進める助けになるかもしれない」と結論しています。

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