50代のダイエット 10キロ減に成功するも不調なのはなぜ?

公開日: 更新日:

 夏を前に、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり生活でたるんだ体を戻したい。とはいえ、マスクをしたまま走ったり、人が密集しがちなジムやプールに通うのは抵抗がある。ならば、糖質制限をしながら1日1万歩を目標に歩く。これなら実行可能だと考え、新たな日課にしている人もいるだろう。ところが、いざ始めると全身がだるくなったり、筋肉痛が出たり、頭がボーッとした状態になったり……。

 何年も前から健康診断で糖尿病を指摘されていた50代の男性が、リモート太りをきっかけにダイエットを決意した。

「夏までに成果を出すには糖質制限とウオーキングだ」

 そう考えて、大好きなゴハンや麺類をやめて、丼一杯の生野菜にサラダドレッシングをタップリかけて食べることに。それでもお腹がすくのでアーモンドやナッツを食べ続けた。いずれも聞きかじりの健康情報をもとに自分で決めたやり方だ。

 昼間はコーヒーだけでガマン。スマホの歩数計とにらめっこしながら毎日1万歩を目標に悪戦苦闘。平日達成できなければ、土日に足りない歩数をカバーした。3週間後、体重は95キロから85キロまで落ちたものの、頭がボーッとして、体が疲れやすくなった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」