医師が患者から教えてもらいたいこととは? 在宅診療の名医が語る

公開日: 更新日:

 がんやリウマチ、アレルギーの増悪など炎症性の疾患では、間欠的な発熱になることが多い。感染症で38度の熱が継続的に出るとつらくて苦しく、身動きが取れないような場合がほとんどだ。しかし炎症性の疾患の場合には、39度近い熱が出てもだるくて倦怠感はあるが、「意外に動ける」ケースが多いのだという。

■痛みの種類をしっかり伝える

 痛みは、痛む場所をピンポイントで指し示すことができるのか、刺すような痛みなのか、重だるい痛みなのか、痛みの種類をしっかり伝える必要がある。それにより効果のある薬も異なる。

「痛みは患者さんにしかわかりません。ですから、どんな痛みかを特に正確に伝える必要があります。しかし、筋肉や骨格系の痛みなのか、重だるい内臓系の痛みなのか、自分自身でも区別できない場合もある。実際に胸部から腹部にかけての痛みは、心筋梗塞の前兆としての痛みと胃の痛みの区別はつきにくいし、胆嚢炎と腸炎の痛みもわかりづらい。そこで大切になるのは、それ以外の情報です」

 胃腸炎なら前日からの食事内容や食べた量、吐き気や下痢などその他症状をしっかりと確認する必要がある。心臓の痛みには、高血圧や頻脈、不整脈など何かしらの心臓系の持病があることが多いため、その既往について説明することが大切だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒