肥満はなぜ健康を害するのか? 正月太りが解消できない人は要注意

公開日: 更新日:

 増えた脂肪細胞からはほかにも血栓を溶かす物質を阻害する「PAI-1」、インスリンの働きを低下させたり血管内皮細胞の働きを抑えたり、炎症を引き起こす「TNF-α」、血管を収縮させて血圧を上げるアンギオテンシンのもとになる「アンギオテンシノーゲン」といった生理活性物質が多く分泌される。これにより血管内皮が傷ついて血栓ができやすくなり、血圧も上昇して心臓疾患のリスクがアップする。

■心房細動につながるケースも

「このようなさまざまな生活習慣病と心臓・血管の病気のリスク上昇を招く内臓脂肪の蓄積は大きな問題ですが、さらに近年は心外膜下脂肪の蓄積も注目されています。心筋の外側に付着し、心筋と心外膜との間にある脂肪で、過度に蓄積すると炎症性サイトカインの産生量が増加し、動脈硬化を促進します。また、心房筋が線維化して心房細動の原因になることもわかってきました。心房細動は心臓が細かく不規則に収縮を繰り返す不整脈のひとつで、心臓内に血栓ができやすくなり、その血栓が脳の太い血管に移動することで脳梗塞を起こす危険が高くなります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網