著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【レンコン】「水」を補い余分な熱を鎮めて乾燥トラブルを解消

公開日: 更新日:

 当然ながら、水が足りないので全身が乾燥します。肌が乾燥してカサついたり、喉が乾燥して咳が出やすい、目が乾燥してドライアイ……といった「乾燥トラブル」も見られがち。改善のためには体内に潤いを与える食材を取り入れることが大切です。

 おすすめはレンコン。体にたっぷりと水を補う優れた働きとともに、体内の余分な熱を鎮める作用があるのです。喉の乾燥による痛み、咳、声がかれるといった呼吸器系トラブルにも役立ちます。美容面でも、肌に潤いを与え、乾燥肌、シワ対策にうれしいパワーがあります。

 レンコンは、メンタルにおいても威力を発揮します。精神面をつかさどる臓器「心」の働きを高め、気分の落ち込み、不安感、うつ、不眠といった症状の改善に役立ちます。不眠にもおすすめです。

 レンコンのほてり改善効果を高めるには、同様に体に水分を補う、豆腐、豚肉、白ごまなどと組み合わせるとよいでしょう。

■レンコン高齢薬膳レシピ


レンコンと豚肉、豆腐の潤い炒め

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景