声の変化に注意を!「嚥下障害」「嚥下性肺炎」リスク増の前段階

公開日: 更新日:

「予防としては、胃酸を増やす食品を控えめにすること。具体的には、ビネガー、赤ワイン、トマトソース、炭酸、カフェイン、チョコレート、ミント、ガーリックなどです」

■のどの保湿

「のどが乾燥すると、声帯がすぐに痛みます」

 腎臓病など基礎疾患がある人は別にして、水分を積極的に取る。平野教授があるテレビ番組の実験で40代女性タレントに1日1.5リットルの水を10日間飲んでもらったところ、声の質が変化したことが数値で表れた。

「ただし、お茶やコーヒーはカフェインがあるので多量に飲むことはお勧めできません」

■適切な発声トレーニング

「声は使わないと衰えます。ただ、発声は人それぞれで、声帯に負担をかけない発声法の身に付け方として、ストロー発声法が世界的に行われています。内喉頭筋の訓練となります」

 ストローを口にくわえ、普段のしゃべり声くらいの高さで軽く「うー」と声を出す。地声、裏声でやり、音階でも発声してみる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす