栄養素充足率トップクラスのキウイで水分補給し熱中症対策

公開日: 更新日:

 梅雨の晴れ間や梅雨明けは、思いがけず気温が上がる日がある。気がついた時には熱中症……とならないように、今から対策を講じるべき。

「真夏じゃないのに、熱中症?」と思う人もいるだろう。真夏じゃないからこそ、積極的な熱中症対策が必要なのだ。

 人間の体は、暑い日が続くと暑さに慣れていく。これを暑熱順化という。しかし、暑くなり始めは暑熱順化ができていないので、熱を放散しにくい。また、汗に含まれる塩分が多く、ナトリウムを失いやすい。結果、熱中症になりやすい。

 体を暑さに慣れさせるためには、日頃から運動や入浴で汗をかくこと。さらには水分を意識して取ることだが、よく言われる通り、水分は一気に取っても体内に吸収されないので、こまめな摂取が肝心。「その需要を満たし、ヘルシーな間食としてキウイがおすすめです」と言うのは、管理栄養士のShieさん。

 キウイは身近なフルーツで栄養素充足率ナンバーワン。ビタミンC、ナトリウム、糖、カリウム、マグネシウム、カルシウムと熱中症対策に必要な栄養素が含まれている上、キウイに含まれる抗酸化ビタミンは紫外線による肌の老化を防止する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑