“まるで麺”の豆腐干絲とそうめんカボチャを一緒にいただく

公開日: 更新日:

 野菜を中心とした中国の郷土料理がいただける「蓮香」(東京・白金台)では、最初に季節の食材を使った前菜が供される。その日は、「初物サンマのプーアール茶スモーク」「ししとう 台湾小魚 豆鼓田舎風炒め」「千両ナスの冷製 怪味ソース掛け」「大まさり塩水煮 木姜子風味」「細切り豆腐 そうめんカボチャ 葱油風味」だった。

“細切り豆腐(豆腐干絲)”は、圧力をかけて水分を抜いた豆腐を軽く乾燥させ、麺状に細切りにしたもので、中国や台湾で日常的に食べられる食材。私の大好物だ。メニューで見かければ、必ずと言っていいほど頼む。日本だと、中国食材を専門に扱う店で買うことができる。

 よくある調理は、細切りにしたニンジンやセロリ、キュウリなどと一緒にゴマ油と塩で味付け、香菜を散らしたもの。中華料理にあまり詳しくない友人などは「麺?」と首をかしげる。一口食べても「もとは豆腐」と気づかない場合がほとんど。しかし共通しているのは、「えーっ、何これ、すごくおいしい~!」という感激の声。高タンパク質、低カロリーと伝えると、一層喜んでくれる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  5. 5

    ドラフト外入団の憂き目に半ば不貞腐れていたボクを最初に見出してくれたのは山本浩二さんだった

  1. 6

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  3. 8

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  4. 9

    権田修一が森保J復帰へ…神戸サポもビックリ仰天“まさかの移籍劇”の舞台裏

  5. 10

    マツコはやっぱり怒り心頭だった…“金銭トラブル”前事務所社長を「10億円提訴」報道