どれだけ寝てもひどく眠くなる人は…「特発性過眠症」かもしれない

公開日: 更新日:

 治療薬の実用化に期待しつつ、日頃から生活改善によって日中に眠気などを抑えることも重要だ。

 特発性過眠症の人は1日の大半を睡眠に費やすため、起きていられる間に無理をして夜更かししがちになる。また睡眠時間が12時間を超える人は、活動開始が夕方になり光を浴びるのが体内時計を後退させる時間帯になる場合が多い。そのため「睡眠相後退症候群」になりやすい。

「過眠症の眠気に寝不足の眠気が重なると、重症となり薬の効果も乏しくなります。朝の寝覚めの悪さを軽減させる作用がある薬の併用も試みつつ、睡眠リズムを整えて夜間睡眠時間を確保することが大切です。特発性過眠症の人が仮眠をとる際は、深睡眠に入って覚醒困難が生じる前まで、布団で横にならずに15~20分を目安に休むといいでしょう」(本多氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった