やけどの正しい治し方(3)応急処置は清潔な流水で20分冷やす

公開日: 更新日:

 やけどをしてしまった場合、まずは誰もが「冷やす」だろう。冷やし方は、水、氷、保冷剤などが考えられるが、どんな方法がベストなのか。やけどの専門家でもある「身原皮ふ科・形成外科クリニック」(広島市)の身原京美院長は言う。

「『流水』ですね。日本ではため水を使うことはないと思いますが、必ず水道から出る清潔な水で冷やしてください。論文では、流水で20分程度冷やすのが良いと報告されています。20分も冷やすのは痛みが出るなどしてなかなか難しいですが、後半は低体温症に注意しながら、とにかくしっかりと冷やすこと。それがファーストエイド、応急処置としては一番です」

 流水ではなく氷で冷やすと、血管を収縮させて予後を悪化させ、熱傷深度を深めるケースがあるとの論文がいくつも報告されている。また、医学における肯定的なエビデンスもないという。

 医療機関に向かうまでの間に冷やし続けたい時は保冷剤を当てるのは“アリ”。ただし、とりわけ幼い子供の場合は低体温症になってしまう可能性があるので、当てたり外したり調整しながら冷やす必要がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ